お酒をやめて本当によかった

何度もスリップを繰り返しつつ、2014年7月4日より断酒再開。

断酒39日目:プチ断食3日目(回復期)

プチ断食3日目(回復期)の食事:
朝 蒟蒻畑3個
昼 おかゆ一人前・ヨーグルト200g・寒天ゼリー120g・青汁
夜 温うどん一人前・青汁

普段と違うのは、階段を上るのが少し面倒に感じたのと、
夕食後しばらくしたら、まだ21時なのに少し眠くなったこと位で、
ふらつき感はありませんでした。

昼食を食べた後にもっと食べたくなりましたが、
少し我慢したら空腹感はすぐに消えました。

夕食は普段の3倍以上時間をかけて噛み、
味わいながらっくり食べたら
幸福感を感じることができ、十分満足できました。

断酒を始めてからというもの、
飲酒欲求を消すためや、飲めないストレスを解消するために
満腹になるまで食べていたら数キロ太ってしまいましたが、
プチ断食で体重や体脂肪が少し落ちました。

断食して一番良かったのは
「飲みたいのに、飲めない」という苦しみが無くなったことです。
代わりに「食べたいのに、食べられない」というつらさはありますが、
アルコール依存症者がお酒を我慢するつらさに比べたら、微々たるものです。

今後も無理をしないように十分気をつけながら、
時々は週末にプチ断食を行っていきたいと思います。

それから、今日はこんなサイトを発見して、断食や節食の奥深さを感じました。

 

食べない生き方食べない生き方

断酒38日目:プチ断食2日目

プチ断食2日目の食事:
朝 蒟蒻畑3個
昼 ヨーグルト100g・寒天ゼリー60g・野菜ジュース1杯
夜 蒟蒻畑3個・ヨーグルト100g・寒天ゼリー60g・野菜ジュース1杯

今朝は7時30分頃起床。
9時30分頃に少しフラフラする様な感覚がありましたが、じきに治りました。

昼過ぎから夕方にかけて、普通の食事が恋しくなりましたが、
反面、お酒のことは頭の中から完全に消えていました。

7月17日に「満腹になると飲酒欲求が治まる」と書きましたが、
自分の意志で断食して空腹になった場合、欲求の優先順位は
お酒より食事の方が断然上になるようです。

断食中は、断食のことをウェブでいろいろ調べました。

 

断食前に読めばよかった~『修道院の断食』 | Kisekirei Style断食前に読めばよかった~『修道院の断食』 | Kisekirei Style

 

『体の断食は精神の断食と必ず結びついている。
つまり悪い考えや誇りや権力欲や自己顕示欲を捨てることと結びついている。』
という言葉が一番印象に残りました。

明日は回復食として
3食とも消化の良いものをやや少なめに食べる予定ですが、
今後も無理のない範囲で、断食を行っていきたいと思います。

断酒37日目:プチ断食

突然ですが、プチ断食に挑戦しています。

今日と明日の土日のみ
食事は少量のヨーグルト・寒天ゼリー・野菜ジュースだけで、
他は水を飲む以外、何も口にしないつもりです。

きっかけは今日、食事を摂ろうと思った時に
「土日だけ、断食してみたらどうだろう?」
と頭に浮かんだことです。

そして食事を摂らないことを想像してみたら、
普段何も考えずに食べていた食事のありがたさを実感でき、
断酒に通じるものを感じて、断食してみようと思いました。

ウェブで調べると、断食には内臓を休ませる効果があることが分かり
「思考を休ませる瞑想に似ている」
と思いさらに調べると、断食と瞑想を組み合わせることで
相乗効果が得られることも分かりました。

昨日の夕食から24時間以上たっていますが、
少量のヨーグルト・寒天ゼリー・野菜ジュースを一度摂っただけで
今のところ空腹感はほとんど感じません。

今は昨日まで感じていたイライラ感もほどんど消え、
心身ともに安定しているのを実感しています。

断酒36日目:お酒による人格障害

またしてもイライラが襲ってきました。
今日はプライベートと仕事のこと、両方です。

一瞬、ブチ切れて発狂してしまう人の気持ちが分かった気がしましたが、
「こんなことで人生を台無しにしてたまるか」
と思い直し、冷静になるよう自分をコントロールしました。

それにしても、断酒しているからとはいえ
ここ最近、イライラすることが多すぎます。

気になってウェブで調べてみると、
長期間大量の飲酒を続けると脳が正常に機能しなくなり
人格や情緒に異常が現れるそうで、具体的には

・頑固(人の話を聞かず、自分の考えに固執してしまう)
・惚れ込みやすく、怨みやすい(物事を白か黒かの二極端でしか判断できない)
・感情が不安定(すぐに怒り出したり、極端に涙もろいなど)

などの症状が見られるようです。
調べていて「老人になると現れる症状に似ている」と思いました。

老人は加齢のため、アルコール依存症者はお酒のために、
どちらも脳が正常に機能しなくなることで
「昔はこんな人じゃなかった」
などと言われるような言動をとってしまうということです。

確かに、お酒を日常的に飲む前までは
少しぐらい嫌なことがあってもすぐに忘れることができましたし、
過ぎた事を思い出してイライラするなんてことはありませんでした。

それが今では、ささいな事ですぐにイライラしたり、
それを思い出して更にイライラを増幅させてしまったり、
人と接するのは疲れるので極力避けたりしています。

知らず知らずのうちに脳を破壊し、人格まで変えてしまうなんて、
お酒は本当に恐ろしい飲み物です。

断酒35日目:小人閑居して不善をなす

今日は一日中忙しく、仕事に追われて
お酒のことを考えている暇すらありませんでした。

思い起こせば、今まで飲酒欲求が起こったのは
仕事が終わった後とか休みの日などの、時間にゆとりがある時だけです。

特にすることがなくて退屈している時などは
「せっかく仕事が終わったのに、楽しまないなんてもったいない」
とばかりに、飲みに出かけていました。

小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)という
ことわざがあります。

「小人物が暇を持て余すと、とかく悪事に走りやすい」
という意味なのですが、まさに自分のことだと痛感しました。

そういう意味では、断酒ブログを書くのは、
アルコール依存症という不治の病に向き合う」ことのほか
暇を持てあまさないようにするにも役立っていることにもなり、
一石二鳥ということになります。

これからも断酒ブログを継続して、
自分の弱い意志をコントロールしていきます。

断酒34日目:「怒り」の感情

今日は仕事とは別の事で、ストレスがありました。
最初はそれほど気にしてなかったのに、
時間とともにイライラが増幅され、大きなストレスになってしまいました。

「飲んで忘れてしまえば、どんなに楽だろう」
と、何度かお酒のことが頭をよぎりましたが、
その度にこのブログのことが頭に浮かび、思いとどまることができました。

その後、
「こんなにイライラするような事なのか」
「相手には、悪意はないはず」
「見方を変えたら、自分にとってプラスになるんじゃないか」
などと前向きに考えていったら、
心の中のモヤモヤが消えていくのを実感しました。

7月31日に書いたように、これも
断酒によるドライドランク症状なのだと思いますが、
「怒りを増幅させないように、もっと注意しなくては」
と思いました。

「怒り」などの「雑念」をコントロールするには、瞑想が効果的です。

 

瞑想と雑念瞑想と雑念

 

ここ最近、瞑想をサボっていたのですが、今日から再開します。

断酒33日目:仏教の教え

仏教には
「生きることは苦しみである」
「苦しみの原因は欲である」
「欲を捨てれば、苦しみから解放される」
という教えがあります。

人はいずれ老いて衰え、必ず死ぬ。
死があるからこそ、愛する人との別れも必ず来る。
この世のどんな幸せも一時的なもので、
最後には必ず苦しみが訪れる。

ですから、いずれ必ず死や別れが来ることを受け入れて、
「長生きしたい」「健康でいたい」「愛する人と離れたくない」
などの欲を捨てれば、苦しみから解放されると説いています。

もっと欲しい、もっと欲しいと、
泥酔するまでお酒を飲むことこそ、欲の塊のようなものです。

自分はすでに、普通の人が一生かけて飲む量の
何倍ものお酒を飲んでしまっているのに、
まだお酒が飲みたいとは、なんて強欲で卑しいのだろう。

今までの自分を謙虚に反省して、
二度とお酒で苦しみたくないという強い願いを力に変えることで
断酒を継続していきます。