断酒33日目:仏教の教え
仏教には
「生きることは苦しみである」
「苦しみの原因は欲である」
「欲を捨てれば、苦しみから解放される」
という教えがあります。
人はいずれ老いて衰え、必ず死ぬ。
死があるからこそ、愛する人との別れも必ず来る。
この世のどんな幸せも一時的なもので、
最後には必ず苦しみが訪れる。
ですから、いずれ必ず死や別れが来ることを受け入れて、
「長生きしたい」「健康でいたい」「愛する人と離れたくない」
などの欲を捨てれば、苦しみから解放されると説いています。
もっと欲しい、もっと欲しいと、
泥酔するまでお酒を飲むことこそ、欲の塊のようなものです。
自分はすでに、普通の人が一生かけて飲む量の
何倍ものお酒を飲んでしまっているのに、
まだお酒が飲みたいとは、なんて強欲で卑しいのだろう。
今までの自分を謙虚に反省して、
二度とお酒で苦しみたくないという強い願いを力に変えることで
断酒を継続していきます。